4月11日 曇り→雨「まあまあ」

今日は昼の仕事が遅い始まりで、11時からだった。自然と7時ごろに目が覚めたのを幸い、仕事前に少し部屋を片付けたり、福田さんがお便りを出したラジオを聴いたりした。福田さんはバックパッカーとしてアジアを巡ったりオーストラリアやカナダで生活をしていたことのある、いわば僕にとっての先達的な人で、お便りの内容も旅に関することかと思っていたけれど違った。人にはいろんな面がある。ひとえに色付けはできないものだと思った。

それでもまだまだ暇があったので『オートバイ』の続きを読んだ。寝ぼけながら読んで、主人公がスピード狂だということは分かった。それから朝食をキッチンで摂った。思い出せないけどトーストだったと思う。茹で野菜の残りだったかな?まあいい。それから久しぶりにエスプレッソマシーンを使ってエスプレッソを2杯。タバコを吸い吸いして、ナナミと話してヨガの日程を決め、他の住人たちと少し喋って仕事へ行った。

途中、八百屋でリンゴを買った。馴染みの店員のおばちゃんが元気だった。職場は繁華街なので、ついつい昼休憩で喫茶店やレストランに行って帰りにコンビニでアイスを買うなど金ばかり使うし、本読む暇も作れないからリンゴだけ食って本を読んだりしようと思ったのだ。イキって通勤風景とリンゴの写真「これからは八百屋でリンゴ買って節約するぜ」的なニュアンスの言葉を添えてインスタに載せた。

さて、昼の職場には2人サークル時代の友達がいて、1人は僕の守護天使とも言える同い年のRという女の子だ。彼女とその夫とは彼らが結婚するよりもっと前から、もはや拡大家族の一員と言っても差し支えないほど仲良くさせてもらっている。Rは僕が所属している部署で主に教育係を務めていて、頻繁に顔を合わせるのだけど、もう1人のIという後輩の子は別の部署なだけあって今日、8年ぶりくらいに会った。

別の社員さんは僕とIも昔馴染みだと知ると、最近Iちゃんは垢抜けてさらに可愛くなったんだよと言っていたけれど、久しぶりにみるIは(もちろん昔から変わらずとても可愛いのだけれど)ずいぶん痩せていて少しだけ心配になった。

昼休憩では東京でドラム奏者として活躍しているNが僕のインスタにコメントを残していて、「一膳めし 青木堂」とだけ一言。正直リンゴひとつでは足りないからコンビニでペヤング超大盛りを買おうと思っていたところにそのコメントは効いた。あそこはいい店だ。僕は食欲においてはよわよわおぢさんなのだ。だから結局断念して青木堂で豚キムチ定食に900円遣った。

それから昼の仕事を終えて今はキャバクラで働いている。今日は平日で雨なのであんまり人が来ないようだ。そういう週は週末にものすごいことになったりするのだけど。キッチン業務の僕は、やることを終わらせて、することがない間は携帯でぽちぽちブログを書く暇さえある。素晴らしい。

こんな感じの余暇を用いていずれ小説も書けたらいいと思う。