4月22日“Earth Day”午前11時
I駅からT駅へと向かう電車の中で。
疲れ、苛立ち、不安、空回り。
こんなものにとらわれて、くたくたで、もう戻れないくらい打ちひしがれて。
僕は死にたくない。マドレもパドレもみんな踊れ。
僕もくるくるひとり踊り。周りに迷惑かけてるかもな。
あっち向いたらこっち向いて、尻尾をあちこち振り回したり。
哀れな生き物それそのものは僕の存在僕の自我。
楽しい気持ちになってみたり、自分を卑下して安売りしたり。原子は揺れる。僕は止まれず。
僕の価格の上下動。僕は僕を愛してます。今日この場所で今のところは。
音楽も響かない空間に僕の魂は落っこちた。
魂は救われない。魂は消えない。
電車の車窓につく雨滴。気圧の低下に付き従って。
僕の生命、晴れ明らかであるべきでしょう?
僕は会いたい人がいる。君のことだよ。もう会えない人もいる。君ではないよ。
正直言ってそれだけさ。恥ずかしがるなよ、僕らはやがて死ぬだけだから
気圧の低下に付き従って、肺いっぱいに息を吸え